セルゲイ・ラフマニノフ作曲 ピアノ協奏曲第2番
ベタ過ぎて今更感は否めませんし、テレビドラマとかにも使われたりで
クラシックに縁の無い方も一度は耳にしているでしょうし
誰でも3楽章のメロディーを口ずさむことすら出来るレベルでメジャーな曲だと思います。
悪い言い方をすると俗っぽいメロディなのですが
やっぱり良いんですよ(´・ω・`)
ハ短調という調性選択も絶妙なんですよね
嬰ハ短調にしてしまうと、ちょっと違うし
ロ短調とかにしてしまってもまた違うんです。
ハ短調イズベスト!!!
底抜けに明るいハ長調だったり、カラッとした明るい響きのト長調に行き来しやすい調性だったりもするので暗くなりすぎず
適度に陰鬱な空気を混ぜ込める調性
それがハ短調ではないでしょうか(´・ω・)
本当はラフマニノフの自作自演を貼るべきなのですが
個人的に好きなスルタノフさんがこの曲のクライマックスを弾いてる動画を張ります。
手から先に生まれてきたとすら言われる指さばきを是非ご覧ください(・・;)
最近のピアニストってミスタッチ一切しないレベルで機械的に演奏出来る人が多いですけど
個人的な好みとしては、多少隣の鍵盤ミスタッチしても良いので限界を目指した勢い有る演奏が好きです。
スルタノフさんはピアノ演奏も凄いですけど、前から見るとリーゼントで横から見ると長髪という謎の髪型も凄いです。
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